歴史

歴史

大久保鋳物の始まり…
それは、およそ670年前。
長い時を超え、先人達の知恵は鋳物師の生き方と共に、現代を生きる者に受け継がれてきました。

新潟県柏崎市大久保の鋳物の歴史は古く、14世紀歴応年間(1388~1342年)にさかのぼります。もともとは宮中の調度品等の制作の為に保護されていた特殊技能集団であった河内の国(現在の大阪府)の鋳物師が柏崎に移り住み技術を伝えたことが始まりで、当家が鋳物業を始めたものその頃だとされております。

大久保の鋳物集団は江戸初期から中期にかけて全盛期を迎え、塩釜や梵鐘を多く制作しておりました。しかし江戸後期には需要の減少に連れ衰退期を迎えます。
その中、大久保の鋳物師であった原 琢齊・得齊の兄弟が蝋型鋳金の技術を取り入れ、茶道具などの美術工芸品の制作で新たな活路を開きました。
兄の琢齊は佐渡に渡り、弟の得齊は大久保に残り夫々の地で弟子達に伝承した蝋型鋳金の技術は現代に受け継がれ、1978年に新潟県無形文化財に認定され今日に至っております。

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